【2017年産駒】2018年度　キャロットクラブ募集馬評価というか無責任勝手レビュー　OurBlood編

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通年キャロットクラブの募集馬発表は7月、一次募集は9月ですが、一足早く自分勝手レビューしたいと思います。取り急ぎ募集がほぼ確実なOurBlood掲載の馬から。

★は個人的に一口いってみたい指数です。

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ちなみに下記の母馬は全てキャロットクラブ所属馬でした。キャロットクラブには母馬優先制度というものがあり、口数400のうち、200口がその母馬に出資していた会員に出資優先権が付与されます。この制度対象の馬は余程のマイナス材料がない限り、一次募集で埋まってしまいます。新規会員はこの一次募集には参加できませんので、ほぼ抽選には参加できません。シーザリオ、ディアデラノビア、ラドラーダなどが有名ですね。

・アヴェンチュラの17　牡（父エピファネイア母父ジャングルポケット）★★★

予想7000万円（一口17.5万円）　予想角居厩舎　ノーザンファーム

父もキャロットで角居厩舎。この馬がキャロットで募集されずに角居さんで無ければどうするのか笑　初仔は募集時一番人気で二番仔は大きくですぎて募集中止。三度目の正直になるか、二度あることは三度あるか・・。母の姉トールポピーも早くに亡くなり、母系はあまり丈夫な血統ではなさそう。でもOurBloodの結晶の様な馬、絶対人気するでしょう。

・カフヴァールの17　牡（父タートルボウル母父デュランダル）★★

予想3000万円（一口7.5万円）　希望安田隆行厩舎　ノーザンファーム

母は父デュランダルの字面通り、芝短距離で活躍しました。その母に海外マイルで活躍したタートルボウル。この母に短距離系種牡馬をつけるとなると、フジキセキ系はサンデーのクロス的に厳しいからタートルボウルなんだったんですかね。安田厩舎でとことん鍛えてもらいたい。もちろん父の方で笑

・グランデアモーレの17　牡（父ロードカナロア母父ネオユニヴァース）★★

予想3600万円（一口9万円）　予想池添学厩舎　ノーザンファーム

母の母はグレイトフィーヴァーの娘ヒカルアモーレ。グランデアモーレは僕がキャロットで新規の時に優先応募して外れた馬です。そこそこ走ってくれましたね。今はキャロットで母馬になるためには3勝がボーダーなんすかね。厩舎が予想通りなら、そこそこ走るけど、そこそこくらいじゃ無いかな・・。

・グリソプレーズの17　牡（父ディープインパクト母父エルコンドルパサー）★★★

予想1億4000万円（一口35万円）　予想音無厩舎　ノーザンファーム

全姉に宝塚記念を勝ったマリアライト。ほかにもクリソライト、リアファルなど兄姉はことごとく走っている血統ですね。全姉のエリスライトが7000万円だったところを見ると、弟の方は倍はすると思います。走るとは思いますけど、ペイできるかはちょっと微妙かもですね・・。

・クルミナルの17　メス（父ロードカナロア母父ディープインパクト）★★★

予想6000万円（一口15万円）　予想須貝厩舎　ノーザンファーム

母は桜花賞2着など、なかなかの活躍を見せてくれましたが、オークスを最後に引退。この辺りはすごくシーザリオに被ります。早めに繁殖に入ったので、仔だしはいいんじゃないでしょうか。まぁシーザリオは2番目までは良い馬産まれませんでしたけど。

・サンブルエミューズの17　牡（父ノヴェリスト母父ダイワメジャー）★★★

予想2400万円（一口6万円）　予想斉藤厩舎　ノーザンファーム

母の母ヴィートマルシェもキャロット所属ですね。ノヴェリストは初年度はあまり走っていませんでしたが、ノヴェリストの繁殖の質はまだ落ちていないと思いますので、この先走ってくるかもしれません。

・シーザリオの17　メス（父キングカメハメハ母父スペシャルウィーク）★★★

予想7000万円（一口17.5万円）　予想角居厩舎　ノーザンファーム

全姉シーリアはまだ1勝、まだまだ走ってくれるはずですが、シーザリオはまだエピファネイア、リオンディーズクラスの牝馬は出て来ていません。でも絶対人気はするでしょう。全兄グローブシアターの今の活躍ぶりを見ると、意外と古馬になってから走ってくる血統かもしれませんね。

・シシリアンブリーズの17　メス（父ロードカナロア母父ゼンノロブロイ）★★★

予想2800万円（一口7万円）　予想高野厩舎　ノーザンファーム

ヨハネスブルグ、ワークフォースときてロードカナロアです。父ワークフォースの一つ上と血統が似ていますが、活躍ぶりを見るには判断期間が短すぎますね。それでも期待に応えつつあるカナロアをつけたのだから繁殖への期待は高いと思います。

・スペクトロライトの17　牡（父マジェスティックウォリアー母父ディープインパクト）★★★★

予想4000万円（一口10万円）　期待堀厩舎　ノーザンファーム

母の母父はAcatenango。ワールドエースと似た配合です。ディープと相性の良い毋方ドイツ血統でした。母だけ言えばクラシックディタンスな芝中・長距離でしょうが、父はマジェスティックウォリアー、ベストウォーリアの父ですね。ヘニーヒューズの様な経緯で日本に輸入して来られたっぽいから、この馬もダートで期待されているのでしょう。

・ディアデラマドレの17　メス（父エピファネイア母父キングカメハメハ）★★★★

予想4000万円（一口10万円）　予想角居厩舎もしくは国枝厩舎　ノーザンファーム

母の母ディアデラノビアは自身も重賞馬、繁殖としてもG1馬こそ出していませんが、重賞馬を多数輩出しました。その中の１頭、ディアデラマドレの娘となります。この馬もアヴェンチュラと同じキャロット中のキャロット血統ですね。これも大人気でしょう。

・トゥザレジェンドの17　メス（父ヘニーヒューズ母父キングカメハメハ）★★

予想2000万円（一口5万円）　予想池江厩舎では無いと思う　ノーザンファーム

母はトゥザグローリー、トゥザレジェンド、トーセンビクトリーと同じ血統です。つまり良血です。ただ、ダート血統の牝馬は活躍できるところが少ないし、思うように人気はしないでしょう。こういう馬は兄たちの池江厩舎には入らないと思います。ほっといても満口にはなるクラブですからね。

・ピュアブリーゼの17　牡（父ブラックタイド母父Monsun）★★

予想2800万円（一口7万円）　予想古賀厩舎　ノーザンファーム

母はG1を2着とかなかなか活躍しましたが、３頭産んでいますが、今のところ繁殖能力は未知数です。普通に考えたら日本では走らなさそうなモンズンが母父ですから、父がなんであろうと日本ではプラス材料になりにくいのではと思います。ブラックタイドはディープと血統表は一緒ですけど、キレはそんなに無さそうな感じがします。

・フロアクラフトの17　メス（父ロードカナロア母父フジキセキ）★★★★

予想3200万円（一口8万円）　予想鹿戸厩舎　ノーザンファーム

母はキャロットでおなじみリッチダンサーの娘ですね。トゥザヴィクトリーやシーザリオと同じく繁殖も世代交代です。でもリッチダンサーが生きているうちは藤澤厩舎には入らないんじゃ無いかな・・と思います。弟子の鹿戸さん、もしくは音無さんあたりに預託されるのではと。フジキセキにカナロアですから、マイルあたりの活躍を想定してそうです。桜花賞でこそってところでしょうか。

・ラドラーダの17　牡（父ダイワメジャー母父シンボリクリスエス）★★★

予想8000万円（一口20万円）　予想藤澤和雄厩舎　ノーザンファーム

兄にはダービー馬レイデオロがいますが、父的にもう一つ上の兄ティソーナをイメージして種付されて産まれたのでしょう。次はレイデオロと同じキンカメをつけられましたから、牡に産まれて募集されたら恐ろしい価格になるでしょう・・。ダービー馬の弟を買いたいならこの馬がチャンスかもしれませんね。

上記の馬たちはキャロットクラブで募集されるかは、発表されていませんが余程のことが無い限り募集馬リストの中に入るでしょう。新規でキャロットに入りたい人にとっては、かなりの超狭き門な馬たちですが、クラブが力を入れているはずの馬たちなので、来年のPOG指名にはオススメだと思いますよ。